フラットニング

英語: Flattening
分類: 金利

フラットニングは、「フラット化」とも呼ばれ、短期金利長期金利の差が小さくなり、イールドカーブの傾きが緩やかになることをいいます。

イールドカーブとは、縦軸に金利(利回り)、横軸に期間をとり、金利と期間との相関性を示したグラフ(利回り曲線)をいい、通常は、期間が長くなるほど金利が高くなる右上がりのグラフとなります。

一般にフラットニングは、イールドカーブの傾斜角度が緩やかになったもので、マーケットの経験則として、将来の金利の先安感から景気減速のシグナルと見なされます。

ブル・フラットニングとベア・フラットニングの例

●ブル・フラットニング

長期金利が短期金利よりも下落し、イールドカーブの傾きが緩やかになること。

●ベア・フラットニング

短期金利が長期金利よりも上昇し、イールドカーブの傾きが緩やかになること。

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