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アップティックルール

英語: Uptick rule
分類: 金融規制

アップティックルール(Uptick rule)は、直近の売買が約定した価格を下回る水準での空売りを禁止する規制をいいます。

現物株式を手当てしないまま空売りを行う「ネイキッドショートセリング」を禁止する措置と同様、ヘッジファンドなどの意図的な売り崩しを防ぐための空売り規制の一つですが、長年、本規制を導入していた米国では、2007年に廃止されました。

なお、アップティック(uptick)とは、直近の売買が成立した値段より、次に売買が成立した値段が高い場合を指し、これとは逆に、直近の値段より安い値段で次の値段が成立した場合を「ダウンティック(downtick)」と言います。

◎米国では、1938年にSECによって採用されて以来、アップティックルールによる規制が行われていたが、長年に渡る学術研究の結果、本ルールが株価下落を防ぐ効果がないばかりか、市場の効率性を妨げていることが証明されたとして、2007年7月に廃止された。

◎アップティックルールの廃止後、しばらくして発生したリーマンショクなど世界的な金融危機において、本ルールの廃止が相場下落に拍車をかけたとする見方があり、米国議会では一時、本ルールの復活を目指す動きが見られた。