ソロスチャート

英語: Soros chart
分類: チャート

ソロスチャートは、天才投資家のジョージ・ソロス氏が考案した、マネタリーベースの二国間比較に基づくチャートをいいます。

「通貨供給量と為替相場には強い相関性がある」という主張に基づくもので、比較対象の二国間のマネタリーベース比と為替レートの関係を見たものです。

例えば、日本と米国の為替レートに関して作るなら「日米のマネタリーベース比」と「日米の為替レート」を比較すればよく、理論的には、米国がドルの供給量を増やせばドル安傾向に、また日本が円の供給量を増やせば円安傾向になると言われます。

一般にソロスチャートは、マネタリーベースが相対的に増えている国では期待インフレと物価の上昇がより大きくなるため、通貨安が進むというロジックとなっています。一方で、経済成長率が低下し、大規模な金融緩和を継続しても投融資が活発にならない状況下では、有効でなくなることもあります。

なお、ソロス氏が考案したものではないですが、修正マネタリーベース(市中に出回っているお金である流通現金)と為替レートを比較した「修正ソロスチャート」と呼ばれるものもあります。

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