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キックバック

英語: Kickback
分類: 商慣行

キックバックは、「売上割戻」や「仕入割戻」、「リベート」とも呼ばれ、日本独特の商慣行である割り戻し制度をいいます。

具体的には、メーカーや卸売業者などが、商品の売上高や取引高など一定の条件をクリアした流通業者(卸売店や小売店など)に対して支払う報酬(割戻金、報奨金、奨励金)を指し、また英語の「kickback」には、反動や見返り、手数料、報酬といった意味合いがあります。

目次:コンテンツ構成

キックバックの仕組みと種類

キックバックは、通常、営業利益の中から一定の割合で支払われることが多く、売り手が代金を回収した後に一定期間を置いてから、その一部を販売助成金や販売協力金などの名目で買い手に払い戻すことが多いです。

現在、その種類には、「累進キックバック」や「専売度キックバック」、「ロイヤリティキックバック」などがあります。

キックバックの特色

キックバックは、日本独特の商慣行で、不透明性が非常に強く、さらにその支給状況によっては、営業管理費の大幅な上昇にもつながります。そのため、昨今では、キックバックを簡素化したり、廃止したりするところも増えています。

◎米国の商慣行の一つであるアローワンスとは異なり、明確な支払基準がなく、取引先に応じて設定され、また支払いについてはオープンにされていない。

◎通常の割り引きと似ているが、一定期間を置いて支給するという点が異なっている。また、最初から価格を切り下げて取引する「ディスカウント(discount)」とは区別される。

※アローワンス:商品を販売してもらうために取引先に支払う協賛金。