イギリス(英国)の基本情報
イギリス(英国)は、ヨーロッパの北西部に位置する日本と同じ島国です。その昔(19世紀後半から20世紀前半にかけて)、大英帝国として世界に君臨しましたが、2つの世界大戦を契機に衰退しました。その後、長く英国病(経済の低迷)に苦しみましたが、1980年代のサッチャー政権以降の改革により、活力を大きく取り戻しました。
現在、英国は、国際連合の安全保障理事会常任理事国の一つとして、また金融大国・貿易大国として世界の中で重要な役割を果たしています。その一方で、2016年の国民投票で決定されたEU(欧州連合)からの離脱により、今後の不透明感が大きく増しています。
イギリス(英国)のメモ
・2016年6月に国民投票でEU離脱が決定
・50カ国超と英連邦(緩やかな連合体)を構成
・原油の産出国であり、エネルギー自給率が高い
・ヨーロッパの金融取引の中心地「シティ」を抱える
・欧州の一員である一方、米国との関係性も深い
イギリス(英国)の概要
国名 | グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 (United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland) |
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面積 | 24.3万平方km(日本の約3分の2) |
人口 | 6,565万人(2016年) |
首都 | ロンドン:イングランド エディンバラ:スコットランド カーディフ:ウェールズ ベルファスト:北アイルランド |
民族 | アングロサクソン人、スコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人、旧植民地のインド系・アフリカ系・アラブ系 |
言語 | 英語 |
通貨 | 英ポンド |
宗教 | 英国国教会 他 |
政治体制 | 立憲君主制 |
主要産業 | 自動車、航空機、電気機器、エレクトロニクス、化学、石油、ガス、金融 |
主要輸出品目 | 金、乗用自動車、原油、医薬品、ガスタービン 他 |
主要輸入品目 | 乗用自動車、原油、石油&石油調製品、医薬品、金 他 |
主要貿易相手国 | ドイツ、米国、中国、オランダ、フランス |
備考 | GDP世界第5位、英連邦形成、安全保障理事会常任理事国、G7国 |