下位の陽線五本

【読み方:かいのようせんごほん、分類:酒田五法】

下位の陽線五本は、チャートにおいて、陽線が5本連続した形状をいいます。

主に下落相場の安値圏(底付近)に陽線が横ばいか横ばいに近い状態で5本出現したもので、その背景として、割安感から買い方の勢いが強くなっているものの、まだ売り方の勢いが残っているため、上げ下げを繰り返す横ばいの状態になっていると考えられます(陽線の本数は5本が目安で、4本や6本などでも構わない)。

下位の陽線五本の例

一般に下位の陽線五本は、滅多に見られるものではなく、経験則的には、最終的に買い方が優勢となって勝つことが多いため、通常、相場の上昇転換を暗示し、買いシグナルとなります。なお、陽線が3本で途切れたりした場合は、下落相場の調整で終わる可能性もあります。

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