申酉騒ぐ

読み方: さるとりさわぐ
分類: 格言

申酉騒ぐは、申年(さる年)と酉年(とり年)の格言で、相場が大きく変動することをいいます。

現在、株式相場には、世界中に多くのアノマリーがある中、日本には干支で相場の行方を占うアノマリー(格言)があり、その全体像は以下のようになっています。

「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」

一般に干支の相場格言は、過去を検証しても実態を正確に反映しているとは言えませんが、毎年、年末から年初にかけて新しい年の相場を占う場合に注目され、その中で「申酉騒ぐ」は、「相場の上下が激しく値動きの荒い年になるか?」という警戒感を込めて使われることが多いです。

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