証券金融会社(証金)

読み方: しょうけんきんゆうがいしゃ
分類: 信用取引

証券金融会社は、「証金」とも呼ばれ、内閣総理大臣の免許を受けた株式会社で、金融商品取引法に基づき、貸借取引を行うことができる会社をいいます。

具体的には、制度信用取引の決済に必要な資金や株式を証券取引所(金融商品取引所)の正会員等となっている証券会社などに貸し付けたり、証券会社などが公社債の引受・売買に伴って必要とする短期の資金を貸し付けたり、また個人や法人に対して有価証券を担保に資金を貸し付けたりすることなどを業務としています。

現在、日本の証券金融会社は、東京を拠点とする「日本証券金融(日証金)」の1社のみとなっており、日証金が全ての証金業務を行なっています。

※かつては、大阪を拠点とする大阪証券金融(大証金)と名古屋を拠点とする中部証券金融(中証金)があり、日証金と合わせて「三証金」と呼ばれていたが、2013年に大証金が日証金に吸収合併され、また2017年に中証金が自主廃業したため、現在は「一証金」となっている。

<証券金融会社:金融商品取引法(第156条の24の1)>

金融商品取引所の会員等又は認可金融商品取引業協会の協会員に対し、金融商品取引業者が顧客に信用を供与して行う有価証券の売買その他の取引(信用取引)、その他政令で定める取引の決済に必要な金銭又は有価証券を、当該金融商品取引所が開設する取引所金融商品市場又は当該認可金融商品取引業協会が開設する店頭売買有価証券市場の決済機構を利用して貸し付ける業務を行おうとする者は、内閣総理大臣の免許を受けなければならない。