仕手株

読み方: してかぶ
分類: 銘柄(視点)

仕手株は、株式市場の中で、ある特定の銘柄を指すのではなく、仕手筋の対象になった銘柄をいいます。

仕手筋とは、短期間に大きな利益を得ることを目的として、市場に参加する投機的な投資家を指し、また時として脱法や違法まがいの手法を取り入れて、価格操作を行う不正な売買筋を意味する場合もあります。

仕手株の対象銘柄と代表的手法

仕手筋が利益を得るために利用する投機的な取引のターゲット(対象)となりやすい「仕手株」は、株価の安い低位株で、空売りが可能で、また発行株数の少ない銘柄などが挙げられます。

これらは決して優良銘柄ではなく、どちらかと言えば賛否両論があるような銘柄で、仕手戦を始める前にひっそりと買い集められ、ある程度の株式が集まった段階で株価のつり上げが行われます。その際には、今までの何十倍もの買いが仕掛けられて、一気に株価を急騰させるというのが一つの代表的な手法となっています。

仕手株の特色と仕手性の相場

通常、企業の株価は何らかの情報(材料)を元に変動しますが、仕手株の場合は、株価の操作を目的とした仕手筋が「株価を意図的に吊り上げる」のが大きな特色と言えます。

また、昨今では、インターネット取引の普及により、特定の仕手筋のような存在がなくても、デイトレーダーが何らかの材料をもとにマネーゲーム的に売買する「仕手性の相場」が発生することもよくあります。