有担保コール

読み方: ゆうたんぽこーる
分類: マーケット|金融市場

有担保コールは、日本のインターバンク市場で行われる取引の一つで、安全性の高い担保付のコール取引をいいます。これは、資金の取り手(借り手)から出し手(貸し手)に担保が差し入れられて資金の貸借が行われる「担保付金銭消費貸借取引」で、今日では無担保コールが主流となる中、主に大口の取引の際に利用されています。

現在、取引方式には、大きく分けて、「ディーリング方式(担保は取り手から短資会社へ、出し手には短資会社から差し入れる方式)」と、「ブローキング方式(資金決済は取引当事者が直接相対で決済し、担保は取り手から出し手へ差し入れる方式)」の二つがあります。

●ディーリング方式

短資会社が出し手と取り手の間に介在する取引で、短資会社が自己勘定で介在することにより、双方の金額のミスマッチや資金・担保の受渡しにかかる時間差などが解消される。取引金額等により、「オファー・ビッド制(短資会社が双方の取引条件の合致により成立させる取引)」と「気配値制(短資会社が提示する気配レートを適用する取引)」がある。

・オファー・ビッド制:最低取引金額は原則5億円、取引単位は1億円刻み
・気配値制:最低取引金額は原則1000万円、取引単位は100万円刻み

●ブローキング方式

資金および担保の授受等は当時者(出し手と取り手)間で直接行う方式であり、短資会社は媒介を行うだけの取引。最低取引金額は原則5億円、取引単位は1億円刻み。