パックマン・ディフェンス

英語: Pac-Man defense
分類: 企業防衛

パックマン・ディフェンス(Pac-Man defense)は、「デッドマンズ・トリガー(Dead Man's Trigger)」とも呼ばれ、買収を仕掛けられた企業が、買収を仕掛けた企業に対して、逆に買収を仕掛けることで買収を防衛する手法をいいます。

敵対的買収に対抗する防衛策の一つですが、その実施にあたっては、多額の資金が必要となり、本業が圧迫されたり、本来は必要のない買収を行うのに対して既存株主やメインバンクなどから賛同が得られないことも多く、難易度が高いです。また、買収者が個人や未公開企業の場合には利用できません。

一般にパックマン・ディフェンスは、買収の対象となっている企業に財務的な余裕がないと難しく、また必要な資金を借入や資産売却などで調達した場合は、逆にリスクが高まることがあります。

ちなみに、本名称については、1980年代に一世を風靡した、呑み込もうとする相手を反対に呑み込んでしまう、TVゲームの「パックマン」に類似していることに由来します。