希薄化(ダイリューション)

読み方: きはくか
英語: Dilution
分類: 株式

希薄化は、「ダイリューション(Dilution)」とも呼ばれ、発行済株式数が増加することにより、一株当たりの価値が低下することをいいます。

具体的には、上場株(上場企業)において、時価発行増資の実施や新株予約権の行使などによる新株発行によって、発行済株式数が増加することに伴って、一株当たりの当期純利益や価値などが低下してしまうことを指します。

例えば、上場企業が直近の株価(時価)以下の新株発行価格で増資を行う場合、単純に考えれば、新たに発行される株式の数量と価格により、現在の時価総額との加重平均分の価値まで一株あたりの価値は下がってしまうことになります。

一般に新株発行の際にマイナス面が注目されるかプラス面が注目されるかは、その企業の状況や株式市場のセンチメントなどによって変ってきます。

<新株発行による増資の影響>

◎マイナス面:「希薄化」に嫌気されて、株価が下落することが多い。

◎プラス面:長期的には財務体質が安定し、成長戦略などを取りやすくなるという側面もあり、その後、株価が上昇に転じることもある。