クロス・デフォルト

英語: Cross default
分類: 債権・債務

クロス・デフォルト(Cross default)は、一つの債務デフォルト(債務不履行)となった場合、他の債務もデフォルトとみなされることをいいます。

具体的には、債務者がある一つの債務に対して返済を履行できず、デフォルトとなった場合、その債務者が同じ債権者に負っている他の債務や別の債権者に負っている債務に対してもデフォルトする恐れがあるとみなされ、全ての債権者が期日を前倒しして債務の返済を要求できる仕組みを指します。

クロス・デフォルトの概念

例えば、国際協調融資の契約書では、「クロス・デフォルト条項」として盛り込まれることが多く、以下のような目的(狙い)があります。

・債権者として将来起こりうるデフォルトリスクを考慮する
・万一のデフォルトの発生にあたって、特定の債権者のみが債務者に対して優位な立場にたつことを防ぎ、全ての債権者を同一の状況下に置く
・債務者が安易にデフォルトを行うことを抑止する