いざなみ景気

読み方: いざなみけいき
分類: 経済

いざなみ景気は、日本において、2002年(平成14年)2月から2008年(平成20年)2月まで、73カ月間続いた景気拡大期の通称をいいます。これは、戦後の景気循環で「第14循環の拡張期」にあたり、いざなぎ景気(57カ月)を抜いて最長の景気拡大期となったことから、日本神話に記された男神(いざなぎ)・女神(いざなみ)による国産みの伝説にちなんで「いざなみ景気」と命名されました。

一般にいざなみ景気は、景気拡大期こそ長かったものの、成長率は2%前後と伸び悩み、賃金の上昇率は頭打ちで個人消費は拡大せず、好景気(豊かさ)の実感に乏しく、はかなく終わりました。このような印象から、俗称で「だらだら陽炎景気」や「格差型景気」とも呼ばれます。なお、いざなみ景気が終わった2008年には、サブプライム問題を発端とする世界金融危機の影響で後退期に入りました。