全損

読み方: ぜんそん
分類: 損害保険(仕組み)

全損は、国語辞書では「全面的に損失となること、まるぞん」を意味します。これは、損害保険においては、保険の目的物の全部が滅失した場合などの損害をいいます。具体的には、保険の対象が完全に滅失した場合や、修理・回収等に要する費用が再調達価額または時価を超えるような場合を指し、また前者の場合を「現実全損(絶対全損)」、後者の場合を「経済的全損(推定全損)」と言います。例えば、自動車保険では、クルマの損傷を全く修理できない場合や修理費が時価額を上回る場合などが該当し、時価額が損害額となります。

なお、全損に対して、保険の目的の一部に損害が生じたものの、全損に至らない損害の場合を「分損」と言います。