フレディマック/米連邦住宅貸付抵当公社

英語名: Federal Home Loan Mortgage Corporation (Freddie Mac)
分類: 世界経済|米国

フレディマックは、「米連邦住宅貸付抵当公社」とも呼ばれ、アメリカ合衆国(米国)のGSEの一つで、住宅ローンの債権買い取りや証券化などが主な業務の金融機関をいいます。また、GSEとは、「Government Sponsored Enterprises(政府支援法人)」のことで、形式的には民間の株式会社ですが、その債務(発行債券等)には特に明示的な政府保証がないにも関わらず、市場では「暗黙の政府保証」が期待されており、米国政府と同等の信用力が認められています。

一般にフレディマックは、ファニーメイを補完し、住宅ローン市場に安定的に資金を供給するため、米議会の公認のもと1970年に設立され、その後、ニューヨーク証券取引所に上場しました。その事業内容は、ファニーメイと基本的に同じ(MBSの組成と元利払い保証、ポートフォリオ投資。住宅ローン利用者の信用リスクを負担)で、住宅ローン債権を民間金融機関から買い取り、証券化して投資家に移転する仲介役として、長い間、米国の住宅ローン市場拡大の原動力となってきました。

しかしながら、2000年代後半に米国を揺るがしたサブライム問題により経営が大きく悪化し、2010年7月に上場廃止となり、現在は公的資金が注入され、政府管理下に置かれています。