マルチマネージャーファンド

英語名: Multi-manager fund
分類: 投信方式

マルチマネージャーファンドは、一つのファンドの資産を分割して、複数のマネージャーに運用させる投資信託のことをいいます。これは、各々の資産の運用に長けたマネージャーの力を結集できるという利点があり、一つのファンドの中で株式や債券などの各々の資産の運用に強いマネージャーや投資スタイルの異なるマネージャーを組み合わせ、運用資産および運用スタイルの分散効果によってリスクの低減を狙うと同時に、安定的な収益の獲得を狙うことができます。また、マネージャーといった場合、ファンドによって、運用会社ファンドマネージャー、運用チームのいずれかを指します。

一般にマルチマネージャーファンドにおいて、複数の運用会社に運用指図の外部委託を行っている場合、ファンド・オブ・ファンズと混同されがちですが、両者の仕組みは大きく異なります。通常、ファンド・オブ・ファンズは、一般投資家に販売されている「複数のファンドに分散投資をする投資信託」であるのにに対して、マルチマネジャーファンドは、ファンドを設定する投信会社が、運用手法の異なる運用会社を何社か選定し、各運用会社へ運用指図の外部委託を行うという仕組みになっています。これにより、マルチマネジャーファンドは、複数の運用会社の運用手法をファンドの中で組み合わせ、本ファンドのためだけに運用されるのが大きな特徴と言えます。

※マルチマネージャーファンドは、1998年の投信法改正および関連ルールの変更により可能となった投資信託の運用形態で、自社だけでなく、外部の運用会社の優れた運用力の利用が可能となった点で注目される。