コミングリング・リスク

英語: Commingling risk
分類: リスク管理

コミングリング・リスク(Commingling risk)は、債権が混合されることによって発生するリスクをいいます。

混合や混入を意味する英語の「commingling」に由来する用語で、主に証券化商品や集団投資スキーム、プロジェクトファイナンスなどで使われており、それぞれで内容が異なっています。

●証券化商品のコミングリングリスク

サービサー(債権回収専門会社)が破綻した場合、ローン債権等の原資産からの回収金がサービサー自身の他の資産と混同され、回収金が発行体(SPC・信託等)に引き渡されないリスク。

●集団投資スキームのコミングリングリスク

ファンドの投資者に属する資産が分別されずに保管されるリスク。

●プロジェクトファイナンスのコミングリングリスク

対象プロジェクトが生み出した金銭は、支払の順序に関する事前の取り決めや口座管理を行う金融機関などが存在しない限り、親会社やオリジネーターなど関係者の固有財産と混同され、元利金返済や各種費用への必要金額に対して充当がなされなくなるリスク。