輸出特化係数

読み方: ゆしゅつとっかけいすう
分類: 貿易関連

輸出特化係数は、国の輸出競争力を示す指標の一つで、「国際競争力係数」や「貿易特化係数」とも呼ばれ、ある品目の輸出額から輸入額を差し引いた純輸出額(純輸入額)を、その品目の輸出額と輸入額を足した総貿易額で割った数値(指標)をいいます。

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輸出特化係数の概念

輸出特化係数は、プラス1からマイナス1の範囲内にあり、通常、プラス1に近づくほど外国に対する輸出競争力が強く、逆にマイナス1に近づくほど外国に対する輸出競争力が弱いとされます。また、その基本的な概念は、以下のようになっています。

・プラス1の場合:輸出に特化
・0(ゼロ)の場合:輸出入均衡
・マイナス1の場合:輸入に特化

輸出特化係数の作成

輸出特化係数は、一国の産業の国際的な競争力の強弱を示す指標として、貿易統計等から主要産業について作成されます(例えば、輸出額上位の品目など)。また、本指標は、対世界や対アメリカ、対欧州、対中国、対アジアなど、地域毎に時系列のグラフで表示されることも多いです。

長年、日本は、世界の中で貿易立国(輸出国)という位置づけですが、時代の変化や産業構造の変化、新興国の競争力向上などにより、昨今では、産業(品目)によっては、輸出特化係数が大きく変化(競争力が低下)しているものもあります。