混蔵寄託

読み方: こんぞうきたく
分類: 寄託

混蔵寄託は、「混合寄託」とも呼ばれ、受寄者(物を保管する者)が寄託を受けた代替性のある寄託物を、他の寄託者(物の保管を依頼する者)から寄託を受けた種類及び品質が同一の寄託物と混合して保管し、寄託されたのと同数量のものを返還する特殊な寄託をいいます。これは、寄託物の処分権を受寄者が取得しない点において、消費寄託と異なる類型であるとされており、また現行の民法に規定はありませんが、特殊な寄託の類型として解釈上認められています。

一般に混蔵寄託の目的物としては、石油や穀物、金属などが挙げられ、寄託物の保管のための場所及び労力の負担を軽減し、寄託の費用の節約にもつながることから、特に倉庫寄託を中心として、実務上利用されています。なお、2020年に施行される改正民法では、混合寄託について、「複数の者が寄託した物の種類および品質が同一である場合には、受寄者は、各寄託者の承諾を得たときに限り、これらを混合して保管することができる」との規律が設けられました。

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