ポイント引当金

読み方: ぽいんとひきあてきん
分類: 財務・会計|貸借対照表

ポイント引当金は、流通会社や航空会社などが発行しているポイントのうち、費用処理していない期末ポイント発行残高に対する将来利用見込額を引当処理した場合の引当金をいいます。また、ポイントとは、販促の一環として商品の購入額などの一定割合を利用者に還元する仕組みで、会計上においては、将来の値引きを約束するものと捉えたり、将来の景品を約束するものと捉えたり、共通ポイントにおいて加盟店からの預り金として捉えたりする場合があります。

現在、日本では、会計処理の基準が特になく、企業会計原則などに基づいて処理を行っていますが、ポイントの発行残高が多い企業では、貸借対照表の負債において「ポイント引当金」として独立した項目を設けることもあります(義務ではない)。また、国際会計基準(IFRS)では、ポイント発生を負債発生と捉え、ポイント発生時にポイント発生額に将来の見込み利用率を乗じた価値を負債として計上する方法を採用しています。なお、日本の税務上では、ポイント引当金の繰入額の損金算入は認められていないため、ポイントの使用が発生した期の所得計算にのみ影響することになります。