トップライン

英語: Top Line
分類: 財務諸表/損益計算書

トップライン(Top Line)は、企業の財務的評価では、損益計算書の最上行(一番上の項目)の「売上高」をいいます。これは、企業活動の経済的側面の業績規模(事業の大きさ)を示しており、一方で最下行(一番下)の項目である最終損益を「ボトムライン」と言います。

一般に損益計算書(P/L)では、トップライン(売上高)からボトムライン(最終損益=税引後当期純損益)へと見ていきますが、その間にある、売上総利益、営業損益、経常損益、税引前当期純損益の4つの損益も吟味していくことがポイントになります。

<本用語の使用例>

・業界再編では、トップラインや資本効率の向上などシナジー効果がないと意味がない
・テクノロジーへの投資は、利益を絞り出すのではなく、トップラインの収入を成長させるものである
・円安進行を背景に企業業績の上振れ期待はあるが、トップラインが伸びない状況では積極的に買いづらい

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