制限税率

【読み方:せいげんぜいりつ、分類:税率】

制限税率は、地方税において、それを超えて課税してはならないと定められている税率をいいます。これは、地方公共団体が課税する場合に、財政上の必要があって、標準税率を超える税率を用いて課税する超過課税の場合にも、超えてはならない税率を指します。

現在、財政上の特別の必要があると認める場合には、地方公共団体(都道府県・市町村)の判断によって、標準税率と異なる税率を条例で定めて賦課することができますが、一方で制限税率を超えることはできません。

※標準税率:地方公共団体が課税する場合に、地方税法によって、通常用いることとされている税率。

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