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空売り比率

読み方: からうりひりつ
英語: Short interest ratio
分類: 信用取引

空売り比率は、株式の信用取引において、信用売り(空売り)されたまま、買い戻されていない株数の比率をいいます。

通常、空売りされている株数(売り残)を、その株の30日あるいは90日間の平均出来高で割って算出することが多く、また本比率が上昇すると、ショートカバー(空売りの買い戻し)の期待が高まることから、株価の上昇のきっかけとなることがあります。

空売り比率(%)=(売残株数/出来高)×100

なお、本用語は、個別銘柄と市場全体に対して使われますが、市場全体の場合は、上記とは定義が異なるのでご注意ください。

目次:コンテンツ構成

空売りの概念

空売りは、株式や債券、商品先物などで使われる用語で、投資対象である現物を所有せずに、対象物を売る行為をいいます。これは、株式においては、相場(株価)の下落を収益機会として、自分が持っていない銘柄を他から借り入れて売り、その後、買い戻すことで差額を得る取引を指します(個人の場合は、「信用売り」と同義)。

東京証券取引所の空売り比率

現在、市況ニュースや新聞記事などで報道される日本株(市場全体)の「空売り比率」は、東京証券取引所が算出・公表する数値を指します。

立会市場で成立した株式・ETF・REIT・新株予約権証券の売買取引における空売り(信用取引を含む)の売買代金を集計したもので、1日の売り注文全体の売買代金に対する、空売りの売買代金の割合となっています(東証では、市場全体と業種別を公表)。

<空売り集計(日次)>
・実注文:売買代金、比率
・空売り(価格規制あり):売買代金、比率
・空売り(価格規制なし):売買代金、比率

ちなみに、日本経済新聞のマーケットデータの「空売り比率(東証)」は、上記の「空売り集計(日次)」の数値より算出されています。

空売り比率(%)
=100-実注文の比率
=空売り(価格規制ありの比率)+空売り(価格規制なしの比率)