ハーミーズ
| 英語名: | Hermes |
|---|---|
| 分類: | マーケット|機関投資家 |
ハーミーズは、英国最大の機関投資家で、長期の株式運用をベースに、企業経営者との対話を重視した「責任ある投資活動」を提唱している英国・欧州における機関投資家の中核的な存在である。その機能には、「ペンション・ファンド・マネジメント(年金基金管理)」と「アセット・マネジメント(資産運用)」の二つがある。
ハーミーズの年金運用会社であるハーミーズ・ペンションズ・マネジメント(Hermes Pensions Management)は、ロンドン・シティにおける最大規模の年金ファンドマネージャーで、同社の所有者でもある英国最大のBT年金基金(BTPS)を主要な顧客とし、その他、英国郵便年金基金(Royal Mail Pension Plan)をはじめ、数々の主要企業や公的年金基金の資産を委託運用している。また、同じく、その資産運用会社であるハーミーズ・フォーカス・アセット・マネジメント(Hermes Focus Asset Management)は、ヨーロッパ有数のファンド運用会社であり、株主アクティビズムを実践している。
ハーミーズは、「責任ある投資活動」を長年に渡って提唱しており、同社でいう「STEWARDSHIP(執行役)」、すなわち同社が顧客に代わり、投資先企業の業績をモニタリングすることを積極的に推進している。長期的な株主価値の向上が経営陣や役員の目標として経営されている企業をハーミーズは継続的にサポートする一方で、ハーミーズが懸念を抱く企業に対しては、経営における発言関与を深める姿勢でいる。なお、同社では、以下の原則に基づいて、顧客に代わり投資先企業への経営関与を実践してきている。
・理想的なコーポレートガバナンスのあり方について明確な視野を持ち、それを投資先企業に伝える
・経営関与する企業を理解する
・投資先企業とガバナンス、経営戦略及び資本構成など、様々な内容について話し合いができる体制を整える
・ガバナンス規範を、各社の事情を吟味したうえで適用する
・株主議決権を行使する
・株主としての行動規範が、長期的価値の創造を起点とし、適切かつ一貫したものであるべきである
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