相対取引

読み方: あいたいとりひき
分類: 取引・決済

相対取引は、ビジネス全般で使われる用語で、一般的には「売り手と買い手が仲介者を入れず、双方の合意によって価格・数量・決済方法等を決めて取引し、売買契約を締結する方法」をいいます。

金融取引においては、通常、取引所などを介さず、売り手と買い手が直接取引することを意味し、具体的には、債券や外国為替、デリバティブなどの取引において、当事者間(金融機関等と顧客の間)で、数量や価格、決済方法などを決めて売買を行うことを指します。

◎債券については、その種類(銘柄)が非常に多いため、店頭取引(相対売買)が中心であり、証券会社が投資家(顧客)から債券の売買注文を受けた場合、証券会社自らが直接の売買の相手方となって取引を成立させる。

◎相対の外国為替保証金取引やCFD取引については、投資家(顧客)が口座開設時に約款に同意した上で、決められたルールにより取引を行う。

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