FTSE100

英語: FTSE 100 Index
分類: 株価指数(英国)

FTSE100は、イギリス(英国)ロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成される株価指数をいいます。これは、FTSE Russellが算出・公表する指数で、ロンドン証券取引所に上場されている時価総額が最も大きい100社を対象とし、1983年12月31日の価格を基準値1,000として時価総額加重平均で算出されます。

一般にFTSE100は、英国の代表的な株価指数であり、またヨーロッパ(欧州)においては、ドイツのDAX、フランスのCAC40、ユーロ圏のEURO STOXX 50と並び、世界的に注目度の高い指標の一つとなっています。

◎FTSE100は、「FT100指数」や「FTSE100指数」、「FTSE100種総合株価指数」とも呼ばれる。

◎FTSE100は、日本において、東京証券取引所に上場するETFを通して投資できるほか、一部の証券会社でCFDによる株価指数取引がリアルタイムで可能となっている。

◎FTSE Russellは、インデックスの構築と管理において世界をリードする、ロンドン証券取引所が100%出資する独立企業。

FTSE100の世界的に有名な構成銘柄(2022年5月)

FTSE100の構成銘柄には、日本でも馴染みのある世界的な大企業が数多く名を連ねています。

・Anglo American-鉱業
・AstraZeneca-医薬品
・BAE Systems-航空宇宙
・Barclays-銀行
・BP-石油

・British American Tobacco-タバコ
・BT Group-通信
・Burberry-ファッション
・GlaxoSmithKline-医薬品
・Glencore-鉱山開発&商品取引

・HSBC Holdings-銀行
・InterContinental Hotels Group-ホテル
・Lloyds Banking Group-銀行
・London Stock Exchange Group-取引所
・Pearson-メディア

・Prudential-保険
・RIO TINTO-鉱業
・Rolls-Royce Holdings-航空機エンジン
・Schroders-アセットマネジメント
・Shell-石油

・Standard Chartered-銀行
・Tesco-小売
・Unilever-家庭用品
・Vodafone Group-携帯電話
・WPP Group-広告代理店

FTSE100以外の英国の株価指数

英国の主要な株価指数には、FTSE100以外にも以下のようなものがあります。

・FTSE250:FTSE100に次ぎ時価総額が大きい250銘柄で構成
・FTSE350:FTSE100とFTSE250の両指数の銘柄で構成
・FTSE SmallCap Index:小型株で構成
・FTSE All Shares:FTSE350とFTSE SmallCapの両指数の銘柄で構成
・FTSE AIM:ロンドン証券取引所の新興市場(AIM)の銘柄で構成

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