ダンベル型ポートフォリオ

読み方: だんべるがたぽーとふぉりお
分類: 取引

ダンベル型ポートフォリオは、中期債を全く組入れず、短期債長期債のみを組み入れる債券ポートフォリオをいいます。

ポートフォリオのイメージ(期間構造)がダンベルの形状に似ていることによる呼称で、またバーベルにも似ていることから「バーベル型ポートフォリオ」とも呼ばれ、その仕組み面において、コンベキシティが大きいため、金利変動に強いという特色を持ちます。

※コンベキシティ:同一の金利変動幅に対して、デュレーションがどれだけ変化するかを示す指標。

ダンベル型ポートフォリオの例

ダンベル型ポートフォリオのメリット

◎短期債と長期債を半分ずつ保有するため、常にポートフォリオの半分はある程度の流動性が確保され、また安定した収益が得られる。

◎ブレッド型ポートフォリオと比較した場合、金利低下時(金利上昇時)に債券価格の上昇率が大きく(債券価格の下落率が小さく)なるため、市場が不安定で金利の変動が大きくなる時に有利となる。

ダンベル型ポートフォリオのデメリット

◎ブレッド型ポートフォリオと比較した場合、金利が安定的に推移する局面では、パフォーマンスが不利となる。

◎ポートフォリオの構成を常に見直していくことが難しく、またリバランスに伴うコストが高くなる。

◎金利上昇局面において、長期がより上昇するケースである「ベアスティープ」に弱い(利回り曲線のスティープ化に弱い)。