外国為替証拠金取引と外貨預金の違い

外貨投資と言えば、外貨普通預金や外貨定期預金などの「外貨預金」が定番ですが、実は外貨預金には弱点がいくつかあります。一方で、外国為替証拠金取引(FX)は、外貨預金と比べてリスクが大きいと言われていますが、実はレバレッジを低くして使えば、外貨預金の弱点となっている部分がないという点は非常に注目されます。

ここでは、「外国為替証拠金取引(FX)と外貨預金の違い」について、簡単にまとめてみました。

外貨預金の概要について

外貨預金は、元本と利息がともに外貨建ての預金をいいます。これは、円預金と同様、いくつかの商品タイプが用意されており、外貨普通預金外貨貯蓄預金外貨定期預金などがあります。

<外貨預金の弱点>

1.円安にならなければ儲からない
2.為替手数料が非常に高い
3.提示レートが市場レートから乖離している
4.普通預金の金利が非常に低い
5.通常、リアルタイムに取引ができない
6.取扱通貨が少ない

外国為替証拠金取引の概要について

外国為替証拠金取引(FX)は、一定の証拠金を差し入れることによって、少ない元手で大きな売買ができる外国為替取引をいいます。これは、預けた資金を取引の売買代金としては利用せず、証拠金(担保)という形で別に取り扱われ、また決済については、差金決済方式となっています。

現在、FXには、相対取引の「店頭FX」と取引所取引の「取引所FX(くりっく365)」の二つがあり、ニーズに応じて選択することができます。

<外国為替証拠金取引の特色>

1.円安であろうと円高であろうと収益機会がある
 → 買いと売りで常に収益が上げられる
2.為替手数料が非常に安い
 → 銀行と比べて10分の1~20分の1以下の手数料
3.提示レートはリアルタイムに更新
 → 市場レートに近いレートが提示される
4.スワップポイントが高い
 → 通常、スワップポイントは外貨定期より高い
5.リアルタイムに取引ができる
 → 24時間いつでもタイミングよく売買できる
6.取扱通貨ペアは外貨預金に比べて多い
 → 相関性の低い通貨ペアで分散投資ができる
7.レバレッジをかけることができる
 → レバレッジを低くすればローリスクになる

外国為替証拠金取引のリスク回避策について

外国為替証拠金取引(FX)は、上記のように、外貨預金にはない特色がありますが、一方でレバレッジをかけると、ハイリスク・ハイリターンになるのも確かです。

一般にFXというと、レバレッジをかけることが普通(当たり前)であると思われがちですが、そもそもレバレッジは選択可能なものであり、リスクは自分でコントロールすることができます。また、取引会社の信用力については、安心できる会社を選べば、それ程問題はありません。

●レバレッジのリスク回避策

取引の際にレバレッジを1倍に抑えたら、為替コストが低い分、外貨預金よりリスクが小さくなる。

●会社信用力のリスク回避策

証拠金の信託保全を導入している大手の取引会社を利用すれば、信用力は特に問題ない。また、取引所FX(くりっく365)を利用すれば、証拠金は全額取引所に預託されるので、信用力は全く問題ない。