踏み上げ

読み方: ふみあげ
分類: 騰落

踏み上げは、信用取引や先物取引などで売り建てていた銘柄が予想に反して上昇し、損失覚悟の買い戻しが膨らむことで相場急騰することをいいます。

株式や商品先物の相場において、売り建てていた銘柄を損失覚悟で買い戻すことを「踏む(踏まれる)」と言い、この「踏む」によって、相場が一層高くなることが「踏み上げ」です。また、踏み上げによる一時的な上昇相場を「踏み上げ相場」と言います。

一般に踏み上げは、売り残が買い残より多い場合に、売り方潰しの仕掛け(値の吊り上げ)で買い戻される他に、弁済期限の到来による買い戻しもあります。例えば、株式では、比較的小さな資金で相場を動かせる仕手株や中小型株が狙われ、市場で踏み上げが起こることは珍しくありません。

一方で、踏み上げに対して、買い建てていた銘柄が予想に反して下落し、損失覚悟で売ることを「投げ売り」と言います。

※関西では「踏み」を「イレ」とも呼ぶため、「イレ上げ」とも言う。

<本用語の使用例>

・ヘッジで売っていた向きやショート筋が買い戻して、踏み上げ的な相場になった
・このドル買い材料に敏感に反応し、110円後半までの急速な踏み上げとなった
・信用倍率が拮抗している銘柄が多く、地合いが好転する場面では踏み上げが期待できる