スパイウェア

英語: Spyware
分類: 金融犯罪

スパイウェア(Spyware)は、コンピュータ内部からインターネットに対して情報を送り出すソフトウェアの総称をいいます。

具体的には、ユーザの行動や個人情報などを監視し、ユーザの許可やユーザへの通知無しに、その情報をインターネットを経由して、特定の場所に送信するソフトウェア全般を指し、特に悪質なものとして「キーロガー」や「バックドア」、「ハイジャッカー」などがあり、日々高度化しています。

一般にインターネットを利用する際には、その危険性を常に認識し、知らないうちにスパイウェアに侵入されて、機器内部の取引金融機関の情報(口座情報・ログイン情報・パスワード等)やカード情報などが盗まれないように十分に注意することが必要です(昨今は、パソコンだけでなく、スマホやタブレットなどもスパイウェアの対象となっている)。

なお、スパイウェアの被害を防止するには、以下のような対策があり、日頃から細心の注意を払うようにしましょう。

・いかがわしい(怪しい)ウェブサイトへのアクセスは控える。
・見知らぬサイトからフリーソフトなどはダウンロードしない。
・心当たりのないメールは安易に開かない。
・ソフトウェアのダウンロードやインストール時の確認メッセージ等は、内容をよく確認する。
・スパイウェアに対応している市販アンチウィルスソフトやファイアーウォール製品を導入・利用し、スパイウェアの監視や駆除を行う。

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