つなぎ国債

読み方: つなぎこくさい
分類: 日本経済|財政

つなぎ国債は、将来見込まれる特定の歳入を償還財源として発行される国債のことをいいます。これは、赤字国債の一種ですが、財務省は「将来世代にツケを先送りする一般的な赤字国債とは区別できる」との見解を示しており、償還期間も通常より短く設定されます。また、その呼称については、償還財源を確保するまで資金繰りを「つなぐ」という意味に由来します。

現在、つなぎ国債の発行については、増税の実施を法律レベルで担保することが前提となっています。

<過去に発行されたつなぎ国債(1990年以降)>

年金特例公債

・根拠規定:平成24年度特例公債法
・発行期間:2012-2013年
・使途:平成24-25年度の基礎年金国庫負担

復興債

・根拠規定:復興財源確保法
・発行期間:2011-2015年
・使途:復興施策に要する費用(復興費用)

●減税特例公債

・根拠規定:平成6-8年度減税特例公債法
・発行期間:1994-1996年
・使途:定めなし(経常経費)
※1997年からの実施を定めた消費税引き上げ法案が同時に成立

●臨時特別公債

・根拠規定:湾岸臨時特別措置法
・発行期間:1990年
・使途:湾岸平和基金への拠出