ロイズ(Lloyd's)

英語名: Lloyd's
分類: 業界

ロイズ(Lloyd's)は、保険引受業務を行う場所の提供及び関連するサービス業務を行っている「保険引受市場の総称」と、イギリス議会制定法によって法人化された団体である「ロイズ保険組合(Corporation of Lloyd's)」の2つ(形態と名称)をいいます。

イギリスにおけるロイズ(Lloyd's)の歴史(形成)は、17世紀後半にエドワード・ロイド(Edward Lloyd)という人物が、ロンドンにコーヒーハウス(Edward Lloyd's coffee house)を開き、その店に保険業者や海運貿易業者らが集って取引の場として利用していたことに由来します。

ロイズ保険市場とロイズ保険組合

ロイズ保険市場は、イギリスのロンドンで17世紀後半に誕生し、現在、世界を代表する損害保険市場となっています。そこには、「シンジケート」と呼ばれる団体があり、ブローカーを通じて、200以上の国・地域の様々なリスクを引き受けています。

一方で、ロイズ保険組合は、ブローカーとアンダーライターを会員とする自治組織で、通常の保険会社と大きく異なります。具体的には、ロイズ保険組合自体が保険引受業務を行なわず、実際に保険を引き受けるのは、無限責任を負うアンダーライターとなっています。なお、ロイズ保険組合は、ロイズ保険ビルを所有し、取引の場と保険引受業務に関する事務処理サービスを会員に提供するために存在しています。

日本国内におけるロイズ

1996年に日本国内における唯一のロイズ保険組合の窓口として、総代理店の「ロイズ・ジャパン」が設立され、ロイズ・シンジケートは、ロイズ・ジャパンを通じてのみ、日本の元受事業を行うことができます。また、1997年にロイズ・ジャパンは、日本で損害保険事業の認可を受け、現在、日本の顧客ニーズに応えた、ユニークで斬新な保険サービス(賠償責任、海上、火災・財物、貴金属・美術品、特殊リスク、テーラーメイド)も提供しています。