米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)

読み方: べいこくめきしこかなだきょうてい
英語名: United States-Mexico-Canada Agreement
分類: 貿易・協定

米国・メキシコ・カナダ協定は、米国では「USMCA」、メキシコでは「T-MEC」、カナダでは「CUSMA」と呼ばれ、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定のことをいいます。これは、トランプ大統領が1994年に発効したNAFTAが米国の貿易赤字を膨らませて国内雇用を奪ったと批判し、協定の見直しを看板公約に掲げて、2017から2018年に至る各国間の再交渉により妥結したもので、2018年10月1日に正式合意し、2018年11月30日に署名されました。(発効には各国の立法府による協定の批准が必要)

米通商代表部(USTR)が公表したUSMCAの協定文は、34章(序章を除く)の条文と、投資・金融サービス・国有企業に関する付属文書、個別の約束事項などを記載したサイドレターで構成されており、計2千ページ以上に及びます。また、従来の呼称から「自由貿易(Free Trade)」の文言を外し、米国への乗用車輸入台数に数量規制を導入するなど、管理貿易の色彩が強くなっています(協定は16年間有効)。