スクリューフレーション

英語名: Screwflation
分類: インフレ

スクリューフレーション(Screwflation)は、「中間層の貧困化(Screwing)」と「インフレーション(Inflation)」の合成語で、中間層の貧困化とインフレーション(生活必需品の上昇)が同時に起きる現象をいいます。これは、2010年代頃から使われるようになった米国初の造語で、所得が減る(伸びない)一方で、生活必需品の支出が膨らむ状況であり、生活必需品への消費が所得比率の中で高い中間層(低中間所得層)の貧困化に拍車がかかることになります。

一般にスクリューフレーションは、エネルギーや食料などの輸入依存度が高いほど起きやすいとされ、その背景には、世界経済の一体化とグローバル化、テクノロジーの進歩、臨時雇用の普及といった大きなトレンドがあると言われています。また、この現象は、米国だけでなく、諸外国でも起きており、日本の場合、所得が伸びない中、生活必需品が上昇する一方で高額品が下落し、生活に密接したモノ・サービスの価格上昇の認識が強く、デフレを感じさせない状況となっています。