貧困の罠

読み方: ひんこんのわな
英語: Poverty Trap
分類: 概念

貧困の罠(Poverty Trap)は、貧しいが故に、所得を増やす機会に恵まれない場合に発生する悪循環のことをいいます。

元々は、貧しい人々の所得が増えても、それまで享受できた社会保障や税制措置などの政府等の援助が打ち切られたり減らされたりして、結局は貧困から抜け出せない社会システムの矛盾を指した言葉です。また、開発途上国などでは、政府から生活支援を受ける低所得者が、いつまでたっても生活水準を向上できない理由の一つとされます。

昨今では、貧困の罠(貧困の悪循環)は先進国でも見られ、日本においては、転職や失業、病気や介護、離婚、起業失敗、貯蓄不足、借金問題、貧困家庭など、生まれながらにして、また人生の歯車が突然狂うなどして、多くの人が陥る可能性があり、年々、貧困層の割合は増加傾向にあります。