ECB理事会

読み方: いーしーびーりじかい
英語: ECB Governing Council
分類: EU

ECB理事会は、「ECB政策理事会」や「欧州中銀理事会」とも呼ばれ、ユーロ圏の統一的な金融政策を担う、欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関をいいます。

ECBの首脳(総裁、副総裁、4人の専務理事)と、ユーロ圏の各国中銀総裁(19人)からなる合計25人で構成され、通常、金融政策に関する会合は、6週間に1度開催され、意思決定方式に輪番制を導入しています。また、会合後、総裁の会見が開かれると共に議事要旨も公表され、総裁発言を文書で補足しています。

現在、ECB理事会は、組織面において、政策判断への政府介入が法律で禁じられるなど高い独立性が確保されています。また、金融政策面において、最重要の目標に掲げているのは、ユーロ圏の物価安定(消費者物価の上昇率を一定範囲内に抑えること)となっています。

なお、マーケットでは、議論をリードするECB首脳と北部欧州(独仏蘭など)の中銀総裁の発言に注目することが多いです。

※意思決定方式の輪番制:投票権が輪番で回ってくる方式で、中銀総裁分に限って投票権の総数を19人で15票とし、独仏などの大国は採決に参加できる頻度が小国よりも高まるよう配慮している。