体感物価

読み方: たいかんぶっか
分類: 日本

体感物価は、家計(生活者)が体感している物価のことをいいます。これは、明確な定義は特にありませんが、例えば、公的な統計を利用するなら、日本銀行が3カ月毎に実施している「生活意識に関するアンケート調査」の中のアンケート項目「1年前に比べ現在の物価は何%程度変化したと思うか」の回答数値を時系列で見ることで把握できます。

一般に体感物価は、消費者物価指数とは異なり、ガソリンや灯油、生鮮食品、食料品、日用品など、生活者が頻繁に購入する身近な商品の価格動向に敏感に反応する傾向があり、さらにステルス値上げ(表示上の販売価格を変えずに容量を減らした実質的な単価引上げ)にも反応するそうです。また、値上がりは印象が根強く残る一方で、値下げには反応が鈍くなる(体感物価は上がりやすく下がりにくい)傾向があるそうです。

このような特色から、日本において、好景気と言われるのに消費が停滞する原因の一つとして「体感物価の上昇」を挙げるエコノミストもいます。