ADP雇用統計

読み方: えーでぃーぴーこようとうけい
英語名: ADP National Employment Report
分類: 米国

ADP雇用統計は、アメリカ合衆国のADPリサーチ・インスティテュート(ADP ResearchInstitute)が算出・公表する、米国の雇用に関する指標をいいます。これは、2006年5月から公表されており、ADP(Automatic Data Processing:オートマティック・データ・プロセッシング社)の給与計算データを利用して、全米の非農業部門雇用者数の予測をするために開発されたものです。

ADP雇用統計の概要

大手ビジネスプロセス・アウトソーシング会社である「ADP」は、米国において、企業向けの給与計算サービスを主要業務の一つとしており、2001年から全米の雇用情勢の調査を開始し、今日では、約50万社の顧客(U.S. business clients)を対象に傘下のADPリサーチ・インスティテュートが毎月雇用者数の動向を調査しており、本指標はその結果を集計したものです。(同社は、ムーディーズ・アナリティクス(Moody's Analytics)と密接な連携を図っている)

なお、ADP雇用統計(The ADP National Employment Report)は、日本のニュースや市況情報などでは、「ADP全米雇用報告」や「ADP全国雇用者数」、「ADP民間雇用者数」、「ADP雇用者数」と表記されることもあります。

ADP雇用統計の見方

ADP雇用統計は、毎月の米雇用統計非農業部門雇用者数が発表される二営業日前の水曜日の午後9時15分(冬時間では午後10時15分)に公表されることから、マーケットにおいては、本指標を非農業部門雇用者数の先行指標として見ることも多いです。また、本数値の見方としては、市場予想値(増減)に対して「上回るか」「ほぼ予想どおりか」「下回るか」といった視点でチェックされるのが一般的です。

なお、ADP雇用統計が好結果(悪結果)となる一方で、非農業部門雇用者数が悪結果(好結果)となるケースもあるので、両指標の結果が必ずしも同じ方向になるとは限らないことに注意しましょう。

発表国 アメリカ合衆国
発表先 Automatic Data Processing (ADP)
発表時期 米雇用統計が発表される二営業日前の水曜日
発表内容 雇用に関する指数