ライフサイクル仮説

読み方: らいふさいくるかせつ
英語: Life Cycle Hypothesis
分類: 行動経済学

ライフサイクル仮説は、人は一生涯での消費額を一生涯で使えるお金と等しくなるように毎年の消費行動を決めるという仮説をいいます。

経済学者のモディリアーニ(Franco Modigliani)や安藤(Albert Ando)らによって提唱された消費理論で、もう少し厳密に言うなら、個人の消費行動は、その人が一生の間(ライフサイクル)に消費できる所得の総額(生涯所得)の現在価値を制約条件として、長期的な効用の現在価値を最大化するような計画を立てるというものです。

一般にライフサイクル仮説では、「現在保有する資産+将来得られる所得=一生涯での消費額」となるように毎年の消費額が決まると考えることから、個人が老後のために現在の消費を減らして貯蓄する行動を説明できたり、また少子高齢化等の人口動態変化が経済全体にどのような影響を及ぼすのかを予想できたりします。

なお、この仮説では、将来の所得に対する期待が変化すれば、現在の所得に変化がなくても貯蓄は変化(増減)することになります。

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