インド・ルピー(INR)

英語: Indian rupee
分類: 通貨(インド)

インド・ルピー(Indian rupee)は、アジア通貨の一つで、インドが使用する通貨をいいます。これは、インド準備銀行が発行し、現在、管理変動相場制を採用し、またアルファベット3文字で記述した、ISO 4217で定められた世界共通で用いられる通貨コードは「INR」となっています。

なお、ISO 4217とは、ISOで制定された国際標準の一つで、各国あるいは各地域の通貨を3文字のコードで記述できるようにしたもので、最初の2文字がISO 3166-1 alpha-2で定義された国名コード、最後の1文字が通貨のイニシャルを表しています。

インドの概要

インド(India)は、南アジアに位置し、インド亜大陸(インド半島)の多くを占める連邦共和国で、現在、国土は世界第7位、人口は世界第2位となっています(首都:デリー)。また、世界的に経済発展が著しいBRICsと称される国の一つです。

インドの経済

インドの主要産業は、農業や工業、鉱業、サービス業などで、昨今では、農業が減少し、サービス業が伸長する傾向にあります。1947年に英国から独立して以降、数学教育に力を入れており、1990年代以降の情報通信技術の発展の中で、バンガロールなどでICT関連産業が急速に発展し、世界的に競争力を有しています。

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