コンフォートレター

コンフォートレター（Comfort Letter）は、他の当事者との契約上または金銭上の義務が果たされることを、受取人に保証することを目的としたビジネス文書をいいます。

文書面において、法的強制力のある約束をするものではありませんが、対象となる契約等の条件に関して相手の履行能力を伝えるもので、通常、独立監査人や会計士などが作成し、その種類には、例えば以下のようなものがあります。

●プロジェクトのコンフォートレター

「キープウェルレター」とも呼ばれ、あるプロジェクトにおいて、スポンサーがローンの貸手（金融機関）に対して、プロジェクト会社をしかるべく指導・監督し、存続せしめる旨を確約するもの。

●有価証券発行のコンフォートレター

監査人が作成する株券等または社債券の発行者に関する調査報告で、現在、記載事項や内容等については、「監査人から引受事務幹事会社への書簡」要綱に準拠して作成される。