トレードオフ

英語名: Trade-off
分類: 概念

トレードオフ(Trade-off)は、本来(英語)の意味は、より望ましいものとの交換、両立しないものの間の妥協、一方を立てると他方が立たないこと(二律背反)をいいます。これは、世の中において幅広く使われる用語で、基本的なニュアンスとして、一方を取ると他方を失うという「両立しえない関係性」のことをいいます。

例えば、経済においては、「失業率を下げようとすれば物価の上昇圧力が高まる(物価を安定させようとすれば失業率が高まる)」、「社会福祉への公的支援を拡大すれば国民負担が増加する」といった例が挙げられ、またビジネスにおいては、「極めて高い品質であれば極めて安い価格は無理である」、「在庫を減らせば販売機会を逸す(在庫を増やせば売れ残りや費用が増大する)」といった例が挙げられます。

一般にトレードオフでは、相反する二つのうち一つしか選択できないため、各々の長所と短所を総合的に考慮した上で決定を行うことが求められます。また、トレードオフで選択しなかったことによる損失を「機会費用」と言います。