再臨界

【読み方:さいりんかい、分類:原子力】

再臨界は、臨界から未臨界状態に移行後、再び臨界になることをいいます。また、臨界とは、中性子の生成と消失の均衡が保たれ、核分裂連鎖反応が同じ割合で持続している状態をいい、現在、原子力発電所では、この仕組みを利用して、制御棒などによって中性子数を制御し、原子炉を臨界状態に保つことにより発電を行っています。

一般に原子力災害で一番怖いのは、制御不能になった原子炉等が再臨界に達し、核分裂連鎖反応によって巨大なエネルギーが発生して爆発し、外部(大気中)に放射性物質を大量に飛散させることです。2011年3月の東日本大震災による福島第1原発事故では、原子炉が一時制御不能となり、超最悪の事態を防ぐために、大量の水の注入による冷却やホウ酸の注入による核分裂抑制などが行われました。

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