利食い売り
読み方: | りぐいうり |
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分類: | 売買 |
利食い売りは、「利益確定売り」とも呼ばれ、保有する投資対象に評価益(含み益)がある時に、利益部分を確定する(実現益にする)ことをいいます。
マーケット全般で使われる用語で、具体的には、株式や債券、投資信託、外貨預金などでは、保有する商品が値上がりして含み益がある時に売却し、また先物・オプションやFX、CFDなどでは、保有するポジションに含み益がある時に反対売買(差金決済)し、それぞれ実現益にすることを指します。
一般に投資において、相場(価格)の変動により、含み益が一瞬にして含み損になることはよくあり、「利食い売り」はタイミングを見計ってうまくやることがポイントになります。
<本用語の使用例>
・日経平均が2万円の大台を超えてくると、利食い売りが増加し、朝方の買いが一巡した後は伸び悩みの展開
・四半期末を控えて利食い売りが広がり、複数の株価指数が下値支持線を割り込んだ
・午後の取引で一時115.80円まで上昇したが、利食い売りに押されている