徒歩所要時間

読み方: とほしょようじかん
分類: 不動産物件

徒歩所要時間は、「徒歩時間」とも呼ばれ、不動産広告で表示される、物件(現地)から最寄駅や周囲施設などへ歩いてかかる時間をいいます。

具体的には、不動産公正取引協議会連合会(不動産公取協)の表示規約で、現地から最寄り駅や商業施設、学校、公共機関などへ歩いていく場合に、道路距離80mにつき1分を要するものとして計算することが定められています(端数は切り上げ)。

例えば、道路距離が500mの場合、500m/80m=6.25分となり、徒歩所要時間の表示は7分となります。

◎道路距離とは、現地から該当場所まで実際に通る道のりで、直線距離ではなく、渡れない道路などによって短縮することは禁止されている(信号待ち時間や坂道、階段、歩道橋、踏切などは考慮されておらず)。

◎集合住宅などの場合、その広告で販売する区画全体の敷地から、その場所に最も近い地点を起点として算出される。

なお、徒歩所要時間については、あくまでも計算上の一つの目安であり、実際にかかる時間については、自分の足で歩いて確認することが必要です。

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