障害厚生年金

読み方: しょうがいこうせいねんきん
分類: 年金制度

障害厚生年金は、病気やケガで障害を有することとなった場合に、厚生年金保険から支給される年金をいいます。

厚生年金保険とは、主として会社員や公務員などの被用者が加入する公的年金制度で、被用者の老齢・障害・死亡について保険給付を行い、被用者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的としています。

一般に障害厚生年金は、厚生年金保険に加入している人が、在職中の病気やケガで障害になった時に受給できるもので、1級・2級の場合は「障害基礎年金」と「障害厚生年金」が、3級の場合は「3級の障害厚生年金」が、さらに程度の軽い場合は「障害手当金(一時金)」が受けられます。

※年金額:1級の人の年金額は2級に比べて1.25倍

<障害厚生年金の主な支給要件>

・年金に加入中の病気・ケガ等が原因で、障害を有することになった場合
・障害発生までの被保険者(加入者)期間中に、原則として被保険者(加入者)期間の3分の1以上の保険料未納がなかったこと

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