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無担保コール
読み方: | むたんぽこーる |
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分類: | インターバンク市場 |
無担保コールは、日本の短期金融市場(インターバンク市場)で行われる取引の一つで、1985年7月からスタートした、担保を必要としない資金取引(金融機関相互の短期資金貸借)をいいます。
短資会社が取引を仲介する「ブローキング取引」で、具体的には、資金の出し手(貸し手)と取り手(借り手)の各々が短資会社に取引金額・レート・期間等の取引条件を提示し、その条件の合致により取引が成立する仕組みで、取引のリスクは貸し手が負います(利子は後払い方式、手数料は双方が短資会社に支払う)。
※ブローキング取引:オファー・ビッド制で仲介する取引。
現在、無担保コールの取引期間には、オーバーナイト物(O/N)、2日物~6日物、1週間物~3週間物、1カ月物~1年物などがあり、またロットは5億円以上1億円単位で、通常、10億円・100億円単位の取引が中心となっています(日中コールもあり)。
◎無担保コールの取引期間は、オーバーナイト物から1年後の応当日(決済日)以内であれば、どの日でも取引可能。
◎無担保コールレート(オーバーナイト物)は、日銀の金融調節による誘導対象となっている。