大連商品交易所

大連商品交易所は、「大連商品取引所」とも呼ばれ、中華人民共和国の遼寧省の大連にある商品先物取引所をいいます（1993年に設立）。

上海先物取引所と鄭州商品取引所と共に、国務院より認可された3先物取引所の内の一つで、かつては、農産物が主体でしたが、今日では、トウモロコシ、コーンスターチ、大豆、大豆ミール、大豆油、パーム油、卵、繊維板、ブロックボード、LLDPE、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、コークス、原料炭、鉄鉱石など幅広い商品が上場されています。

現在、中国は世界最大規模の輸出入を背景に、実需と投機によって商品先物市場は大きく成長を続けており、その中で大連商品交易所は世界有数の商品デリバティブ市場となっています。