段階金利

読み方: だんかいきんり
分類: 金利

段階金利は、ローン(借入)において、将来の金利が段階的に定められている金利タイプをいいます。

全期間、同一の金利ではなく、一定期間経過後に適用する金利が変わるもの(2段階の固定金利制度)で、住宅ローンに関しては、当初10年間は「低い金利」が、11年目以降、完済までは「少し高い金利」が適用となります。

例えば、かつて(昭和-平成)の住宅金融公庫のローンが代表例として挙げられますが、現在でも一部の金融機関で段階金利タイプのローンが用意されています。

段階金利の仕組み

一般に住宅ローンの段階金利のメリットとして、途中で一度の金利上昇はありますが、低金利時に借りれば、将来の金利上昇リスクをある程度ヘッジできるため、家計管理が比較的しやすいと言えます。ただし、金利下降期に借りると、結果的に低金利の恩恵が全く享受できないので注意が必要です。

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